無痛リジュランの特許とは?痛み・配合・ダウンタイムを解説
美容/エステ無痛リジュランを検討する前に
リジュランが気になっていても、「細かく注射するのは痛そう」と、なかなか一歩を踏み出せないことはありませんか。そんなときに目に留まるのが「無痛リジュラン」という施術名です。さらに「特許取得」と聞くと、通常のリジュランと何が違うのか気になりますよね。
無痛リジュランを検討するときは、施術名だけでなく、使用する製品や追加成分、配合方法、痛みへの対応まで確認することが大切です。 「無痛」は痛みがまったくないことを保証する言葉ではなく、特許も、すべての方に同じ効果が得られることを認定するものではありません。
韓国・ソウルのプリアクリニックは、独自の無痛ソリューションについて韓国での特許登録を案内しています。どのような技術なのか、カウンセリングでは何を確認すればよいのか、順番に見ていきましょう。
リジュランはなぜ痛い?「無痛リジュラン」との違い

針の刺激と、薬液を注入するときの圧力が関わります
リジュランは、PN(ポリヌクレオチド)を用いた注入用製品のシリーズです。クリニックではスキンブースターとして紹介されていますが、成分や承認された使用目的は製品によって異なります。自分の肌悩みに合うかを考える前に、まずは正確な製品名を確認しておきたいところです。
施術では、針が皮膚を通る刺激に加えて、薬液が入るときの圧力もかかります。注入する部位や量、スピード、肌の状態によっても、痛みの感じ方は変わります。プリアクリニックは、注入液のpHや粘度も考慮して無痛ソリューションを設計したと説明しています。
そのため、「この成分だから痛い」「針が細ければ誰でも痛くない」と、一つの要因だけで判断するのは難しいもの。薬液の性質と注入方法の両方を確認することが大切です。
同じ「無痛リジュラン」でも、内容が同じとは限りません
無痛リジュランという名前でも、使用する製品や追加する成分、麻酔の方法はクリニックによって異なる場合があります。名前だけで同じ施術だと思わず、具体的な内容を聞いてみましょう。
| 種類 | まず確認したいこと | 押さえておきたい違い |
|---|---|---|
| 通常のリジュラン施術 | 製品名、使用量、注入部位、麻酔の方法 | 痛みや施術後の反応には個人差があります |
| クリニックで調製する無痛リジュラン | ベースとなる製品、追加ソリューションの成分・量・配合の根拠 | クリニックごとに調製方法が異なる可能性があります |
| リジュラン HB plus | PN・ヒアルロン酸・リドカインが製造段階で配合された製品かどうか | クリニック独自の配合ソリューションとは別のものです |
特に、リジュラン HB plusと、プリアクリニックの無痛リジュランは同じ製品ではありません。 前者はメーカーが供給する特定の製品、後者は同院が案内するソリューションとリジュランの組み合わせを指します。
HB plusの韓国向け添付文書には、他の製品と混合して使用しないよう警告があります。独自の無痛ソリューションと置き換えられる配合材料として考えないようにしましょう。
プリアクリニックの無痛リジュラン特許|3つのポイント

プリアクリニックが公式に案内している韓国の特許番号は、第10-3029637号。発明の名称は「注射用薬剤及びその使用方法」です。同院の説明では、リジュランなどのスキンブースターを注入する際の痛みを抑えるための、ソリューションの組成・製造方法・使用方法に関する特許とされています。
ここで押さえておきたいのは、リジュランという製品そのものの特許を紹介しているわけではない、という点です。対象となるのは、同院が使用する別のソリューションと、その活用方法です。
1. pHと粘度に着目した設計
同院は、注入時の刺激を抑えるために体液に近いpHを考慮し、粘度も調整すると説明しています。何かを追加するだけでなく、注入液の物理化学的な性質に着目したアプローチといえるでしょう。
ただし、こうした設計の説明だけで「痛みが何%減る」「保湿力がどれほど上がる」と判断することはできません。実際の感じ方や効果については、臨床データと一人ひとりの状態を合わせて考える必要があります。
2. 製造条件を管理する工程
温度や圧力を管理した条件でソリューションを製造する点も、同院が挙げている特徴です。決められた工程に沿って、調製のばらつきを管理するための取り組みと捉えられます。
一方、調製条件をそろえることと、施術結果が全員同じになることは別です。同じ方法で準備しても、皮膚の厚さや敏感さ、注入する部位によって反応は変わります。
3. ソリューションとリジュランの配合
公式案内では、無痛ソリューション1ccとリジュランヒーラー2ccを配合すると説明されています。体積で見ると、ソリューションとリジュランの比率は1:2です。なお、1ccは1mLと同じ量を表します。
ここで見落としたくないのが、「合計3cc」は「リジュラン原製品を3cc使う」という意味ではないこと。リジュランヒーラー2ccに別のソリューション1ccを加える構成なら、料金を比較するときも、それぞれの使用量を分けて確認しておきましょう。総注入量だけでは、原製品をどれだけ使用するのかがわかりません。
特許登録と、施術の効果・安全性は分けて考えましょう
特許は、発明に関する権利です。登録審査では新規性や進歩性などの要件が確認されますが、医療機器の承認や臨床試験の結果に代わるものではありません。また、この記事で紹介するのは韓国の特許であり、日本での特許取得や医療機器承認を示すものではありません。
特許番号は、技術の内容を調べるための手がかりとして活用できます。そのうえで、実際に使用する製品と成分、メーカーの使用指針との関係、配合時の安全性・有効性を裏付ける資料について、医師から説明を受けることが大切です。特許があるから痛みや副作用がなくなる、とは考えないようにしましょう。
無痛リジュランの施術の流れと、カウンセリングで確認したいこと

肌の状態と、これまでの痛みの経験を伝えます
まずは肌の悩みと施術部位を確認します。小ジワが気になるのか、乾燥や肌のキメが気になるのかによって、相談する内容も変わってきます。過去の注入施術で特につらかった部位や、麻酔薬で体調が変わった経験があれば、事前に伝えておきましょう。
服用中の薬やアレルギー、最近受けた施術、肌の炎症についても共有してください。妊娠・授乳中の方や免疫に関わる病気がある方は、製品ごとの注意事項を確認する必要があります。処方薬は自己判断で中止せず、必ず医師に相談しましょう。
正規品であることと、配合内容を確認します
プリアクリニックは、患者の目の前でリジュランとソリューションを配合する工程を見せると案内しています。パッケージや製品名、使用期限、実際の使用量を確認しておくと、施術内容を理解しやすくなります。
カウンセリングでは、次のような質問をしてみてください。
- 使用するリジュランの製品名と、原製品の使用量を教えてください。
- 追加するソリューションには何が含まれていますか。麻酔成分も入っていますか。
- 配合使用の根拠や、メーカーの使用指針との関係を教えてください。
- 別途麻酔は必要ですか。施術中に痛みが強い場合はどう対応しますか。
- 施術後に起こり得る反応と、トラブル時の連絡方法を教えてください。
注入方法と、麻酔の方針を相談します
同院は、34Gのマイクロニードルを使用すると説明しています。細い針を用いる方法ですが、針の規格だけで痛みの少なさや注入の正確さを保証できるわけではありません。注入する深さや速度、部位に応じた医師の判断も関わります。
また、静脈麻酔を使わずに受けられるという説明は、「麻酔が一切不要」という意味とは異なります。ソリューションに含まれる成分と、麻酔クリームなどの表面麻酔の有無を分けて確認し、自分の痛みの感じ方に合った方法を相談しましょう。
施術回数や間隔も、カウンセリングで決めます。決められた回数を受ければ誰でも同じ変化が得られると考えるのではなく、肌の反応を見ながら調整していくものと捉えておくとよいでしょう。
無痛リジュランのダウンタイム|膨らみ・腫れ・内出血とよくある質問

無痛リジュランでも、ポツポツした膨らみや内出血は出ますか?
出ることがあります。痛みを抑えることを目指した施術でも、注入後の小さな膨らみや腫れ、内出血まで、すべてなくなるわけではありません。韓国の美容医療で「エンボス」と呼ばれる反応は、この注入部位のポツポツとした膨らみを指します。
プリアクリニックは、小さな膨らみは通常1〜2日で落ち着くと案内しています。ただし、これは一人ひとりの回復を保証する日数ではありません。注入量や部位、肌の状態によっては、もう少し長く目立つ場合もあります。大切な予定がある方は、ダウンタイムの目安を事前に相談しておきましょう。
洗顔やメイクは、いつからできますか?
使用する製品と施術方法に応じた、クリニックの指示を優先してください。施術部位を強くこすったり、膨らみを押して平らにしようとしたりせず、メイク・運動・サウナを再開できる時期を確認しましょう。別の製品のケア方法を、そのまま当てはめないことも大切です。
参考として、HB plusの韓国向け添付文書では、注入後12時間はメイクを避け、2週間は強い紫外線や極端な高温・低温への長時間の曝露を避けるよう案内されています。ただし、この注意事項が、すべての無痛リジュランの配合施術にそのまま適用されるわけではありません。
あまり痛くなかった場合、効果も弱いのでしょうか?
痛みの強さだけで、効果を判断するのは難しいものです。「痛いほど効く」とも、「痛みが少なくても必ず同じ効果が得られる」とも言い切れません。使用する製品や配合、注入方法、その後の肌の変化を合わせて確認していきましょう。
目元にも同じ方法で受けられますか?
プリアクリニックは、リジュランアイに同じソリューションを加える目元の施術も案内しています。ただし、目元への施術が適しているかは別途判断が必要です。使用する製品や注入位置、過去に受けた施術を確認したうえで、医師から説明を受けてください。
どのような症状があれば、すぐに受診すべきですか?
痛みが次第に強くなる、皮膚の色が明らかに変わる、赤みや熱感が悪化する、膿が出るといった場合は、施術を受けたクリニックにすぐ連絡してください。見え方の異常や呼吸困難など、緊急性のある症状が出たときは、速やかに救急受診が必要です。
韓国への美容医療を目的とした渡航で施術を受ける場合は、帰国前後の予定も含めて相談しておくと安心です。帰国後に相談できる連絡先や、異常が出た際の受診先についても、施術前に確認しておきましょう。
無痛リジュランを検討するときは、「本当に痛くないですか?」に加えて、どの製品をどれだけ使用し、何を根拠に配合して、施術中の痛みと施術後の回復にどう対応するのかも聞いてみてください。説明を理解したうえで、自分の肌やスケジュールに合った選択をしたいですね。
制作協力:プリアクリニック(PRiA Clinic)

この記事は、プリアクリニックのご協力をいただき作成しました。
プリアクリニックは、ソウル・江南駅近くにある美容クリニックです。無痛リジュランをはじめとするスキンブースターやリフティングなどを提供し、一人ひとりの肌の状態に合わせたカウンセリングと、完全個室での施術を案内しています。
| クリニック名 | プリアクリニック(프리아의원 / PRiA Clinic) |
|---|---|
| 住所 | ソウル特別市 瑞草区 江南大路349 ウナムビル13・14階서울 서초구 강남대로 349 우남빌딩 13·14층 |
| アクセス | 新盆唐線・江南駅5番出口から徒歩1分/地下鉄2号線・江南駅7番出口から徒歩3分 |
| 診療時間 | 平日 10:00〜20:00/土・日 10:00〜18:00(韓国時間) |
| 祝日の診療 | 祝日も通常診療(旧正月・秋夕を除く) |
| 電話番号 | +82-2-6229-3499(韓国内:02-6229-3499) |
| 地図 | NAVERマップでプリアクリニックを見る |
| 公式サイト | プリアクリニック 日本語公式サイト |
診療時間・休診日は変更される場合があります。ご来院前に、公式サイトまたはクリニックへ最新情報をご確認ください。


