ソウルDDPのキクニ特別展ガイド|2026年9月6日まで、韓国の人気イラストレーター初の大型個展

2026.07.2881
ソウルDDPのキクニ特別展ガイド|2026年9月6日まで、韓国の人気イラストレーター初の大型個展観光

ザハ・ハディドが設計したソウルのランドマーク、DDP(東大門デザインプラザ)。デザインやアートの企画展からファッションショーまで開かれる、韓国のクリエイティブカルチャーの発信地です。

この夏は、Instagramフォロワー120万人の人気イラストレーター「キクニ」の特別展を開催中。会期は2026年9月6日まで、チケットは大人22,000ウォンです。基本情報から予約方法、フォトゾーンやグッズ、日本から行く人向けの注意点までまとめました。

ソウルのデザイン発信地、DDP(東大門デザインプラザ)

ソウルのデザイン発信地、DDP(東大門デザインプラザ)

DDP(東大門デザインプラザ)は、東大門の旧・野球場跡地に建てられたソウルのランドマークです。設計は、女性建築家として初めてプリツカー賞を受賞したザハ・ハディド。2014年3月21日に開館しました。

「環流の風景(Metonymic Landscape)」というコンセプトのもと、直線をほとんど感じさせない曲線と曲面だけで構成されており、世界最大級の3次元非定型建築として知られています。外装には1枚として同じ形のない45,133枚のアルミパネルが使われ、見る角度によって表情が変わります。

館内ではデザインやアートの企画展のほか、ファッションショーや新商品の発表会などのイベントが開かれ、韓国のクリエイティブカルチャーを発信する拠点として注目されています。夜はライトアップされた外観そのものがフォトスポットになります。

  • 住所:ソウル特別市中区乙支路281
  • 規模:延べ面積86,574㎡(地下3階・地上4階、最高高さ29m)
  • 運営:ソウルデザイン財団

この夏の注目は「キクニ特別展」

この夏の注目は「キクニ特別展」

2026年の夏、そのDDPで開かれているのが《キクニ特別展:グリョッコ・グロン・サイ(키크니 특별전 : 그렸고 그런 사이)》です。会期は2026年4月25日(土)〜9月6日(日)。心が温かくなる作品やフォトゾーンが用意されています。

展覧会のタイトルは韓国語の言葉遊びです。「クロッコ・グロン・サイ(그렇고 그런 사이)=いわゆる、そういう仲」という言い回しの「クロッコ」を、「描いた」を意味する「クリョッコ(그렸고)」に置き換えたもの。「描きながら、そんな仲になった」というニュアンスが込められています。

会場はDDPミュージアム(ミュージアム棟)の展示1館。地下2階にあり、地下鉄の駅からほぼ直結で向かえます。

キクニってどんな作家?

キクニってどんな作家?

キクニ(keykney)は、Instagramのフォロワー約120万人を持つ韓国の人気イラストレーターです。顔と本名を公開せず、絵だけで知られている作家でもあります。

代表コンテンツは「何でも描いてさしあげます(무엇이든 그려드립니다)」。フォロワーがコメント欄に「月曜の朝、会社に行きたくない気持ちを描いてください」といったお題を書き込むと、それを1コマの漫画にして返す、という参加型のシリーズです。センスのある名前を付けてくれる「キクニ命名所(키크니 작명소)」も人気を集めています。

もともとは教科書の挿絵や企業広報漫画を手がけるフリーランスでしたが、働きすぎで心身を崩した時期に「落書きでもしよう」と2018年からInstagramへ投稿を始めたことが転機になりました。10代から60代まで幅広い世代にファンがいて、韓国文化体育観光部の「ローカル100」広報大使を務めたこともあります。

今回の展示は、そのキクニにとって国内最大規模となる初の大型特別展です。

会期・開館時間などの基本情報

会期・開館時間などの基本情報
  • 展覧会名:キクニ特別展:グリョッコ・グロン・サイ
  • 会期:2026年4月25日(土)〜9月6日(日)
  • 会場:DDP(東大門デザインプラザ)ミュージアム 展示1館(地下2階)
  • 開館時間:10:00〜20:00(入場は19:00まで)
  • 休館日:なし(年中無休)
  • 所要時間:約60〜90分
  • 問い合わせ:02-325-1077

月曜も祝日も開いているため、旅行日程に合わせやすいのが利点です。ただし週末や連休は入場待ちの整理券が出ることもあるので、時間に余裕を持って向かうと安心です。

チケット料金と予約方法

チケット料金と予約方法

チケットは現地の窓口でも購入できますが、待ち時間を減らすならオンライン予約が便利です。

  • 大人(満19〜64歳):22,000ウォン
  • 青少年(満13〜18歳):15,000ウォン
  • 子ども(満7〜12歳):13,000ウォン
  • シニア(満65歳以上)・未就学児(満4〜6歳)・障がい者:10,000ウォン(現地窓口での購入)
  • 生後48か月未満:無料

オンライン予約はNOL(インターパーク)チケット、NAVER予約、カカオトーク予約、29CMなどで可能です。NOLでは大人19,800ウォンの10%割引が出ることもありますが、この割引チケットは当日利用ができません。訪問日が決まっている場合は前日までに購入しておきましょう。

なお、2月に販売された早割(アーリーバード)チケットの使用期限は7月17日で終了しています。いま購入できるのは通常料金またはオンライン割引のみと考えておくと間違いがありません。

アクセスと周辺の楽しみ方

DDPは地下鉄2・4・5号線の東大門歴史文化公園(トンデムンヨクサムナゴンウォン)駅と直結しています。1番出口からミュージアム棟の地下2階入口まで約90mで、雨の日でもほとんど濡れずに行けます。

  • 住所:ソウル特別市中区乙支路281
  • 最寄り駅:東大門歴史文化公園駅(2・4・5号線)1番出口
  • 駐車場:DDP内の駐車場を利用(当日の館内購入・観覧の領収書合計2万ウォン以上で1時間、5万ウォン以上で2時間無料)

周辺は東大門のショッピングエリアです。展示を見たあとに買い物を組み合わせたり、夜のライトアップされたDDPの曲線を眺めながら散歩したりと、一日の予定を立てやすい立地です。

料金や運営時間は変更されることもあるため、訪問前にDDP公式サイトや予約サイトで最新情報を確認しておくと安心です。

9月6日を過ぎると見られなくなる展示です。この夏ソウルへ行く予定があるなら、あなたはどのフォトゾーンで1枚残したいですか。

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