ザ・ヒョンデ・ソウル完全ガイド|1,000坪の屋内庭園とポップアップの聖地、2026年夏はバンクシー展も
観光韓国カルチャーの「いま」が集まる場所として注目されているのが、汝矣島(ヨイド)の「ザ・ヒョンデ・ソウル(THE HYUNDAI SEOUL)」です。1,000坪の屋内庭園「サウンズ・フォレスト」を中心に、自然と調和した開放的な空間が広がります。
韓国を代表するブランドや話題のポップアップが一年中入れ替わり、2026年夏は6階のALT.1でバンクシー特別展も開催中。フロアガイドから営業時間、休業日、アクセス、展示のチケット情報までまとめました。
「百貨店」の名前を外した、汝矣島の新しい文化スポット

ザ・ヒョンデ・ソウル(THE HYUNDAI SEOUL)は、2021年2月26日に汝矣島(ヨイド)の複合ビル「パークワン」にオープンした現代百貨店のフラッグシップ店です。名前から「百貨店」という言葉を外したことからも分かるように、売り場を詰め込むことよりも、過ごす時間そのものを設計した施設になっています。
営業面積は89,100㎡(約27,000坪)とソウル最大級。そのうち売り場が占める割合は51%で、残りの約49%は屋内の植栽や休憩スペースにあてられています。通路の幅も最大8mと、一般的な百貨店の2〜3倍。天井はガラス張りで、上階から1階まで吹き抜けになった空間には自然光が降り注ぎます。
韓国を代表するブランドや話題のポップアップが一年中入れ替わり、買い物だけでなく最新のデザインやライフスタイルに触れられる場所として、韓国カルチャーの「いま」が集まるスポットになっています。
5階「サウンズ・フォレスト」— 1,000坪の屋内庭園

この施設を象徴するのが、5階の屋内庭園「サウンズ・フォレスト(Sounds Forest)」です。約3,300㎡(約1,000坪)という業界最大規模の屋内公園で、近くの汝矣島公園を70分の1に縮めたスケールにあたります。
天然芝の上に30種類ほどの木や花が植えられ、20mを超えるガラス天井から自然光が入ります。名前のとおり、鳥の声や水の音がBGMとして流れているのも特徴です。
周囲にはこの庭園を眺めながら過ごせるカフェやレストランが並びます。6階の手すり側から5階の庭園を見下ろすアングルが定番の撮影スポットです。
季節ごとに装飾のテーマが変わり、春の花のイベントや冬のクリスマスビレッジなどの時期はとくに混み合います。
1階「ウォーターフォール・ガーデン」の12m滝

1階には、地上3階から流れ落ちる高さ約12mの人工滝「ウォーターフォール・ガーデン」があります。広さは740㎡(約224坪)。自然光が入る吹き抜けと組み合わさり、入口を入ってすぐの場所とは思えない開放感があります。
施設全体の植栽・造景スペースは合計で約11,240㎡(約3,400坪)。5階の庭園と1階の滝を結ぶ動線を歩くだけでも、屋内にいることを忘れるような体験ができます。
「ポップアップの聖地」と呼ばれる理由
ザ・ヒョンデ・ソウルが韓国のトレンド発信地と言われる最大の理由が、ポップアップストアの多さです。とくに地下2階「クリエイティブ・グラウンド」は地下鉄からの入口に直結しており、ファッションブランドだけでなくK-POP、ドラマ、映画、ウェブトゥーン、ゲームまでジャンルを問わない企画が次々に開催されます。
2026年7〜8月に開催される(された)ポップアップの例です。
- スパイダーマン ポップアップ:7月19日(日)〜8月4日(火)/5階
- Kリーグ × サンリオ サマーキャンプ:7月31日(金)〜8月9日(日)/地下2階
- K-ヘリテージ ポップアップ:7月16日(木)〜22日(水)/国家遺産をモチーフにしたアイテム
会期が1〜2週間程度のものが多く、入れ替わりが非常に早いのが特徴です。旅行の直前に、現代百貨店公式サイトの「ポップアップダイアリー」や各ブランドのSNSで最新のラインナップを確認してから向かうのがおすすめです。人気のポップアップは事前予約制や整理券制になることもあります。
2026年夏の目玉:バンクシー特別展《BANKSY : Still Here》

6階の複合文化空間ALT.1では、2026年7月22日(水)から11月3日(火)までバンクシー特別展《BANKSY : Still Here》が開催されています。買い物や食事と同じフロアでそのまま鑑賞できるのが、この施設ならではの楽しみ方です。
基本情報
- 会期:2026年7月22日(水)〜11月3日(火)
- 会場:ザ・ヒョンデ・ソウル 6階 ALT.1
- 観覧時間:月〜木 10:30〜20:00(入場は19:00まで)/金〜日・祝 10:30〜20:30(入場は19:30まで)
- 休館日:ザ・ヒョンデ・ソウルの休業日と同じ
- 問い合わせ:070-8656-3215
チケット料金
- 大人(満19〜64歳):23,000ウォン
- 青少年・子ども(36か月〜満18歳):18,000ウォン
- 特別券:13,000ウォン(満65歳以上、障がい者、国家有功者などが対象。証明書持参のうえ現地窓口で購入)
- 36か月未満:無料(保護者同伴)
カカオトーク予約、NOL(インターパーク)チケット、NAVER予約、29CMなどで事前予約ができます。オンラインで購入した場合も、現地の窓口で実物チケットに引き換えてから入場する必要があります。現代百貨店・H.Pointアプリの会員は25%割引(同伴1名まで)の案内も出ています。割引の重複適用はできません。
営業時間・休業日・アクセス
- 住所:ソウル特別市永登浦区汝矣大路108(汝矣島洞、パークワン)
- 営業時間:月〜木 10:30〜20:00/金〜日・祝 10:30〜20:30
- レストラン街:10:30〜22:00
- 代表電話:1588-3650
月に1回、月曜日に休業日が設定されます(2026年7月は13日が休業日でした)。日付は毎月変わるため、訪問前に現代百貨店の公式サイトやアプリの店舗カレンダーで必ず確認してください。1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)当日も休業です。
地下鉄でのアクセス
- 汝矣島(ヨイド)駅(5・9号線)3番出口:地下のムービングウォークで約500m進むと地下2階の入口に直結。雨の日でも濡れずに行けます
- 汝矣島駅 4番出口:地上を約400m直進すると正面入口
- 汝矣ナル(ヨイナル)駅(5号線)1番出口:徒歩約5分で裏口
車の場合、館内の購入金額に応じて駐車無料時間が付きます(5万ウォン以上で1時間、10万ウォン以上で2時間など)。ただし週末は駐車場も混雑するため、地下鉄での移動が無難です。
訪れる前に知っておきたいポイント

- ポップアップは会期が短く、入れ替わりが早いです。「これが見たい」という目的がある場合は、訪問日に開催中かどうかを必ず確認してください
- 金〜日と祝日は営業が30分延長されますが、その分混雑もピークになります。ゆっくり見たいなら平日の午前がおすすめです
- 5階の庭園は季節ごとに装飾が変わります。同じ場所でも訪れる時期によって印象が大きく変わります
- 地下2階の入口は地下鉄と直結しているため、荷物が多い日や暑い日でも移動が楽です
- ALT.1の展示は百貨店の休業日に合わせて休館します。展示目当ての日は、まず休業日カレンダーの確認から
買い物、食事、庭園、展示、ポップアップ。1か所で一日を組み立てられるのが、ザ・ヒョンデ・ソウルのいちばんの魅力です。あなたなら、どのフロアから回ってみたいですか。

