韓国旅行に必要なものは?日本人向け入国手続き・持ち物チェックリスト【2026年】
旅行での基本知識初めての韓国旅行で何を準備すればいい?日本のパスポートで観光する方向けに、K-ETA免除と入国カードの違い、e-Arrival Cardの書き方、検疫の確認を整理。通信・支払い・変換プラグなどの持ち物と、2026年の機内持ち込みルールも紹介します。
まず確認|日本から韓国へ行くときに必要な手続き

初めての韓国旅行で迷いやすいのが、「K-ETAを申請しなくてよいなら、入国カードも不要?」という点です。K-ETAの申請免除と、入国カードの提出免除は別なので、航空券やホテルの予約とあわせて、自分に必要な手続きを確認しておきましょう。
この記事は、日本国籍で日本の一般旅券を持ち、観光目的で韓国を訪れる方を対象にしています。日本在住でも別の国のパスポートを使う方や、就労・長期留学を予定している方は、条件が異なります。
| 手続き | 何のため? | 今回の旅行で確認すること |
|---|---|---|
| ビザ | 渡航目的に応じた査証 | 観光など認められた短期滞在は最大90日間のビザ免除。就労・長期滞在は別途確認。 |
| K-ETA | ビザなし渡航のための電子渡航認証 | 日本は2026年12月31日まで一時免除。免除条件を満たせば申請は必須ではない。 |
| e-Arrival Card | 電子入国申告書(入国カード) | K-ETAの一時免除を利用し、入国申告の免除対象でなければ提出が必要。無料。 |
| Q-CODE | 健康状態などの検疫情報の申告 | 滞在・経由した地域と症状によって申告の要否が変わる。 |
準備はパスポートと予約情報 → 入国申告 → 通信と支払い → 荷造りの順に進めると整理しやすくなります。入国条件は変更されることがあるため、出発直前にも公式案内を確認してください。
パスポート・航空券・ホテルの予約情報をそろえる

日本人の観光は最大90日間ビザなしで滞在可能
日本の一般旅券を持つ方は、観光など認められた短期訪問であれば、最大90日間ビザなしで滞在できます。働くことや長期留学が目的なら、旅行と同じ条件で考えず、対応するビザ・在留資格を韓国の大使館・総領事館などで確認しましょう。
ローマ字表記とパスポート番号を照合する
パスポートは原本が必要です。有効期限が旅行中に切れないか確認し、航空券に登録したローマ字の姓名がパスポートと一致しているか見直してください。予約画面の姓・名の欄も、取り違えがないかチェックします。
パスポートを更新した方は、古い旅券番号のままの予約・申請情報が残っていないか確認しましょう。必要な残存有効期間は、利用する航空会社や旅程も含めて確認してください。
ホテル名だけでなく住所と電話番号も保存する
帰国便または韓国を出国する便の予約情報と、ホテルの予約確認書をスマホに保存しておきます。ホテル名に加えて、住所と電話番号が分かる状態にしておくと、入国申告や空港からの移動で使えます。
予約メールへのリンクだけでなく、スクリーンショットやPDFも用意しておけば、到着直後に通信が使えなくても確認できます。移動用にはホテルの韓国語表記の住所も保存しておくと便利です。
K-ETAは必要?2026年の免除と入国カードの違い

K-ETAは、ビザなしで韓国へ渡航する外国人向けの電子渡航認証です。航空券の予約や、入国カードの提出とは別の制度です。
日本はK-ETAの一時免除対象で、現在の免除期間は2026年12月31日までです。対象条件を満たす日本人観光客は、免除期間中にK-ETAを必ず申請する必要はありません。2027年以降に入国する予定なら、延長の有無を改めて確認してください。
「K-ETA不要」でも入国カードが必要な場合がある
K-ETAの一時免除を利用して渡航し、ほかに入国申告が免除される理由がなければ、入国カードの提出が必要です。一方、有効なK-ETAを持ち、その認証でビザなし入国をする方は、入国カードの提出が免除されます。
すでにK-ETAを持っている方は、有効期限と現在のパスポート情報を確認しましょう。一時免除の対象でも任意で申請できますが、その場合は申請手数料がかかります。入国カードを省略するためだけに必ず申請しなければならない、という制度ではありません。
日本語で確認するなら、在韓国日本国大使館のK-ETA免除延長案内と、リンク先の韓国政府発表を参照してください。
e-Arrival Cardの書き方|無料の公式サイトで申告
e-Arrival Cardは、入国カードをオンラインで提出する韓国の電子入国申告サービスです。公式サイト(e-arrivalcard.go.kr)の「Language」から日本語を選べます。入力・提出は無料で、公式サービスは決済情報の入力を求めません。
入力できる時期と、用意する情報
韓国到着の3日前から申告でき、提出から72時間を過ぎると無効になります。旅行を予約した直後に済ませるのではなく、到着予定時刻に合わせて提出してください。
- パスポートのローマ字姓名、旅券番号、生年月日など
- 確認メールを受け取れるメールアドレス
- 韓国への到着日と到着便の便名
- 滞在先の住所・連絡先
- 韓国を出国する予定日などの旅程情報
旅券画像から情報を読み込んだ場合も、姓名・番号・生年月日を自分で照合します。便名は予約確認書を見て入力し、ホテル情報は予約ページの住所・電話番号を確認してください。
送信後は発給番号と確認メールを保存する
提出後は確認メールと発給番号を保存しておきましょう。申告書の印刷は必須ではありませんが、内容をすぐ確認できるようにしておくと安心です。提出済みなら紙の入国カードを重ねて書く必要はありません。
ホテルや出国予定などが変わった場合は、韓国の入国審査を受ける前に公式サイトで照会・修正します。飛行機の遅延などで提出から72時間を超えた場合も、有効な申告になっているか確認してください。
Q-CODEは全員必要?日本出発時の検疫申告を確認
Q-CODEは健康状態などの検疫情報を事前登録する仕組みです。e-Arrival Cardが入国申告のためのサービスであるのに対し、Q-CODEは感染症の検疫のために使います。
2026年10月1日から、日本は韓国の「検疫管理地域」に指定されています。日本に滞在・経由した後に韓国へ入国する方で、発熱・せきなど感染症が疑われる症状がある場合は、Q-CODEまたは健康状態質問書で検疫官へ申告します。日本から出発するという理由だけで、全員が同じ申告義務の対象になるわけではありません。
別の国にも滞在・経由した方は、その地域の指定も確認してください。「重点検疫管理地域」に滞在・経由した場合は、症状の有無にかかわらず健康状態の申告が必要です。
地域の指定は変わるため、出発前にQ-CODE公式サイトの最新のお知らせを確認し、到着時は空港の検疫案内に従ってください。日本の指定については、韓国疾病管理庁の2026年10月1日適用の発表で確認できます。
到着後の流れ|検疫・入国審査・荷物受取・税関

1.到着案内に沿って進み、必要な検疫申告をする
飛行機を降りたら、到着・入国審査の案内に沿って進みます。検疫申告の対象なら、現場の案内に従って健康状態を申告してください。
パスポートはすぐ取り出せる手荷物に入れ、ホテル情報や帰国便の予約もスマホですぐ開けるようにしておきましょう。
2.入国審査でパスポートを提示する
審査官にパスポートを提示し、案内に従います。旅行目的、滞在期間、宿泊先を聞かれたら、実際の予定に合わせて答えてください。言葉で説明しにくい場合に備え、予約確認書を提示できるようにしておくと便利です。
ビザ免除の条件を満たしていたり、K-ETAを持っていたりしても、入国が自動的に保証されるわけではありません。最終的な入国の判断は入国審査で行われます。
3.荷物を受け取り、必要な税関申告をする
入国審査後は、自分の便名が表示されたターンテーブルで預けた荷物を受け取り、税関へ進みます。申告対象の品物があれば申告し、係員の案内に従いましょう。
韓国に持ち込む一般物品の基本免税枠は800米ドルで、酒類・たばこ・香水などには別枠や条件があります。一時的な滞在中に使い、出国時に持ち出す身の回り品には別の規定があるため、スマホや衣類など手荷物の購入価格をすべて足して判断しないようにしてください。詳しくは韓国関税庁の旅行者向け案内を確認しましょう。
この免税枠は韓国への入国時の規定です。韓国で買ったものを日本へ持ち帰るときは、日本側の税関・免税基準を別に確認します。
持ち物チェックリスト|まずは書類と予約情報
- パスポート原本:旅行中の有効期限と、予約の姓名を確認。
- 帰国便・出国便の予約情報:便名と日付が分かる確認書を保存。
- ホテルの予約確認書:住所と電話番号も一緒に保存。
- 必要な入国申告の情報:e-Arrival Cardを提出した場合は確認メール・発給番号。
- 該当する方のK-ETA・ビザ情報:有効期限と旅券情報を確認。
- 該当する方の検疫申告情報:滞在・経由地域と健康状態を確認。
スマホの「韓国旅行」用フォルダなどにまとめ、重要な予約はオフラインでも開ける状態にすると探しやすくなります。パスポートの写しは原本と別に保管してもよいですが、写真やコピーが原本の代わりになるわけではありません。
衣類や洗面用品まで含めて荷造りを進めるなら、韓国旅行の持ち物チェックリストも使えます。この記事では特に、入国と到着直後に必要な準備を確認していきます。
到着直後に使う通信・決済・空港からの移動を準備
スマホは「韓国に着いてすぐつながるか」を確認
地図や予約情報を使うため、eSIM、SIMカード、ポケットWi-Fi、海外ローミングのどれを使うか決めておきましょう。料金だけでなく、自分の端末で使えるか、いつ開通するか、必要な設定は何かも確認します。
eSIMなら、対応端末とSIMロックの状況、インストール・利用開始の手順を出発前にチェックしてください。設定の際は契約したサービスの案内に従います。比較や使い方は韓国旅行のインターネット接続ガイドを参照してください。
同行者とWi-Fiを共有する場合は、別行動中の連絡方法も決めておきます。空港からホテルまでの経路も保存しておくと、到着後に調べる手間を減らせます。
海外対応カードと少額のウォンを分けて持つ
カードが海外で使えるか、暗証番号と利用条件を確認してください。エラーや紛失に備えて、別の決済手段と少額のウォン現金も用意しておくと対応しやすくなります。カードと現金は分けて保管する方法も考えてみましょう。
地下鉄やバスを使う方は、韓国の交通カードの選び方・使い方も確認してください。旅費の目安は韓国旅行2泊3日の費用と予算ガイドで、航空券やホテル代も含めて見積もれます。
変換プラグ・常備薬・保険の連絡先も忘れずに
日本のプラグはそのまま使える?電圧も確認
韓国の標準電圧は220V・60Hzで、コンセントは丸い穴が2つある形が一般的です。日本の平たい2本ピンのプラグを使う場合は、対応する変換プラグを準備し、機器の対応電圧も確認します。
充電器に「INPUT 100–240V」などと表示されていれば、通常は韓国の電圧に対応します。ただし、変換プラグは電圧を変えるものではありません。日本国内用の100V専用機器は、プラグの形だけ変えても使えないため、特にドライヤーやヘアアイロンは本体の表示とメーカーの案内を確認しましょう。
薬は名前・成分が分かる状態で、保険は連絡先まで保存
普段使う薬は、製品名や成分が分かる元の包装で用意すると確認しやすくなります。薬の持ち込み条件は成分によって異なるため、持病の薬や規制対象になりうる成分を含む薬は、出発前に韓国の関係当局へ条件を確認してください。自己治療用でも、麻薬・向精神性成分を含む薬は事前許可の対象となります。確認先は韓国食品医薬品安全処(MFDS)の持ち込み案内です。
海外旅行保険を用意した方は、契約内容が分かる書類と緊急連絡先を保存しておきます。服用中の薬やアレルギーの情報もまとめておくと、受診時の説明に役立ちます。現地での連絡先は韓国旅行の緊急時ガイドも参照してください。
機内持ち込み|液体とモバイルバッテリーの注意点
化粧水・歯磨き粉は100mL以下の容器で準備
日本発の国際線に機内持ち込みする液体・ジェル類は、原則として1個100mL以下の容器に入れ、容量1L以下の透明な再封可能袋にまとめて、1人1袋にします。中身が少なくても、容器自体が100mLを超えていれば制限の対象になるため、容器の表示を確認してください。
化粧水、シャンプー、歯磨き粉などは荷造りの時点で分けておきましょう。韓国でコスメを買った場合も、日本に帰る便の機内持ち込み条件を再確認してください。医薬品や乳幼児用品、保安検査後に購入した免税品などは例外・条件があるため、出発空港の案内を確認します。
モバイルバッテリーは預けず、機内で充電しない
モバイルバッテリーは預け荷物に入れず、機内へ持ち込みます。日本の国土交通省が2026年4月24日から適用したルールでは、持ち込めるモバイルバッテリーは160Wh以下のものを2個まで。機内でバッテリー自体を充電したり、バッテリーからスマホなどを充電したりしないよう案内されています。
端子の保護や保管方法、容量ごとの承認条件などは、利用する航空会社の最新案内を確認してください。航空会社がより厳しい条件を定める場合もあります。日本出発時の確認には、国土交通省のモバイルバッテリー案内が参考になります。
韓国旅行の準備でよくある質問(FAQ)
K-ETAが免除なら、e-Arrival Cardも不要ですか?
自動的に不要にはなりません。K-ETAの一時免除を利用し、ほかに入国申告の免除理由がなければ、入国カードを提出します。有効なK-ETAを持ち、その認証でビザなし入国をする方は入国カードの提出が免除されます。
e-Arrival Cardは何日前から提出できますか?
韓国への到着3日前から提出できます。ただし、提出から72時間を過ぎると無効になるため、到着予定時刻を確認して手続きしましょう。申告は公式サイトで無料です。
日本から出発する人は全員Q-CODEが必要ですか?
日本出発という理由だけで全員が同じ申告義務の対象になるわけではありません。2026年10月4日の確認時点では、日本は検疫管理地域に指定されており、滞在・経由後に感染症が疑われる症状がある方は健康状態を申告します。重点検疫管理地域に滞在・経由した方は、症状がなくても申告が必要です。
e-Arrival Cardは印刷して持っていく必要がありますか?
入国審査に紙で持参することは必須ではありません。確認メールと発給番号をスマホに保存し、提出内容をすぐ確認できるようにしておきましょう。
出発前の最終チェック|空港で慌てないために
- パスポート原本、航空券の姓名、帰国便・ホテルの予約情報を確認する。
- K-ETAと入国カードの要否を確認し、必要な申告を有効な期間内に済ませる。
- 滞在・経由地域と体調を確認し、検疫申告の対象かチェックする。
- 韓国到着後の通信と、空港からホテルまでの移動方法を用意する。
- カード・現金、充電器・変換プラグ、薬・保険情報をそろえる。
- 液体類とモバイルバッテリーが、利用する便の規定に合っているか確認する。
到着後は、検疫の確認 → 入国審査 → 荷物の受取と税関 → ホテルへ移動という流れを押さえておけば、準備したものを使う場面も分かりやすくなります。最初の日をゆっくり楽しめるよう、必要な情報は出発前にまとめておきましょう。
公式情報・確認日
情報確認日:2026年10月4日。日本の一般旅券を持つ観光客向けに、以下の公式情報を確認してまとめました。入国日・国籍・渡航目的・経由地によって条件が変わるため、出発前に該当する公式案内を再確認してください。
- 駐新潟大韓民国総領事館:査証業務総合案内(2026年1月6日施行) — 日本国籍者の90日間の無査証入国。
- K-ETA公式:一時免除期間の延長 — 2026年12月31日までの免除と、任意申請時の扱い。
- 韓国法務部:e-Arrival Card公式案内 — 提出時期、無料申告、有効期間、照会・修正。
- Q-CODE公式:検疫管理地域の最新のお知らせ — 対象地域と申告条件。
- 韓国関税庁:旅行者の通関案内 — 免税範囲と身の回り品の扱い。
- 韓国観光公社:電圧・通信の基本情報 — 韓国の220V・60Hzとコンセント。
- 国土交通省:日本発国際線の液体物持ち込み制限 — 液体物の準備。
- 国土交通省:モバイルバッテリーの新しいルール — 2026年4月24日からの個数・容量・充電制限。
- 仁川国際空港:制限物品(日本語) — 韓国出発便の持ち込み確認。


