
数年前のカロスキルといえば、平日でもショップの前に行列ができるほどの人気エリアでした。Apple Store のオープン日には道路までずらっと並ぶ人の列、街路樹の下にはカップルや観光客、写真を撮る人たちで埋め尽くされていました。
ところが最近、平日の昼間に歩いてみると驚くほど人が少ないんです。空き店舗の看板も目に付くようになり、「あれ、カロスキルってこんなに静かだったっけ?」と少し寂しくなる景色でした。理由はさまざま言われていますが、家賃の高騰でローカルなお店が減ったこと、人気が他エリアに分散したことが大きいようです。
カロスキルの代わり、というわけではありませんが、最近のソウルで「ここに来れば間違いない」と感じる3エリアをまとめました。それぞれカラーが違うので、目的別に使い分けるのがおすすめです。
今のソウルで一番勢いがあるのが聖水洞だと思います。元工場街をリノベしたカフェや、ハイブランドのフラッグシップが次々オープンしていて、街全体がギャラリーのような雰囲気。週末は混雑必至ですが、それでも行く価値があります。
弘大はやっぱり別格でした。学生街のエネルギー、深夜まで開いているお店、ストリートパフォーマンス、K-POPショップ、コスメ店、24時間営業の食堂……街全体が「眠らない」感じです。コロナ後も来るたびにお店の入れ替わりが激しく、いつ行っても新鮮。
「明洞は観光客向けで地元民は行かない」と言われていた時期もありましたが、ここ最近また活気が戻ってきました。コスメショップの試供品配り、屋台グルメ、両替所の充実度、地下鉄アクセスの良さ——初めての韓国旅行ならまず明洞、という王道感は健在です。観光と買い物を一日で済ませたい人にはまだまだ最強エリアだと感じました。
梨泰院については、正直「今がどうなのか自分でもはっきり言えない」というのが本音です。多国籍な雰囲気は今も健在で、ハミルトンホテル裏の路地裏には素敵なバーやレストランがたくさんあります。一方で、エリア全体の人通りはやはり以前ほどではないかなという印象でした。
とはいえ漢南洞 (ハンナム) 寄りに歩けばギャラリーやセレクトショップも多く、好きな人にはたまらないエリアであることに変わりはありません。次に行ったときにもう少しゆっくり歩いてみて、また印象が変わればこのブログでもシェアできればと思います。
カロスキルが落ち着いた今、ソウルの「熱い場所」は1か所に集中せず、目的別に分散しているのが現在の特徴だと感じます。
カロスキルもいつか、また新しい顔で戻ってくるかもしれません。それまでは、上の3エリアを軸にソウル散策を楽しむのが個人的な結論です。
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