「地下鉄」は言葉や渋滞の心配がなく、路線ごとに番号と色で識別できるため、初めての方でも安心です。今回は「これさえ知っておけば大丈夫!」という韓国の地下鉄についてわかりやすく解説します。
地下鉄の基本運賃は、最初の10kmまでは一律料金です。10km以上の場合は5kmごとに100ウォン、50km以上は8kmごとに100ウォンずつ料金が上がります。
※ 満6歳未満の乳幼児は、大人1人が同伴すれば3人まで無料
※ 交通カード利用時のみ、始発から朝6:30までの間は20%割引(乗り換え時は除く)
※ 時間や料金は変更される場合がございますので、最新情報はお客様自身でご確認ください










「降りる人優先」というマナーがあまり浸透しておらず、入ってくる人波に飲まれて降りられないなんてことも。降りる駅が近づいてきたらドアの付近に立って、すぐに降りられる準備をしておくと良いでしょう。
韓国の地下鉄内では「物売り」という違法販売を行なっている人がいます。何か話しかけられたり足に商品を置かれることもありますが、基本目を合わせずに無視しましょう。置かれた商品も、触らないで待っていれば回収して行きますので安心してください。
韓国の地下鉄は日本の地下鉄ほど時間が正確ではなく、時間通り来ないことも多いです。1分~2分の遅れのせいで乗り換えに間に合わず、約束に遅れてしまうなんてことも。基本3分~10分間隔で運行されているので少し待てば乗車できますが、約束などがある場合は、少し早めに駅に向かいましょう。
地図上では近く見えても、歩いてみると通路が長かったり少し坂になっていることもあるので、荷物が多い時などは時間に余裕をもって行動しましょう。また、アプリで最短乗り換えが出来る「号車とドアの番号」が分かるので、最短の乗り換え位置を確認してから乗車しましょう。
日本では電車内での通話はマナー違反とされていますが、韓国では一般的なこと。通話している人を見かけてもマナー違反ではないので、嫌な顔をしたり注意したりしないようにしましょう。また、自分が通話をする際は、大きな声で喋りすぎないように注意してください。
日本では「優先席」が空いていれば座る人が多いですが、韓国では健常者が「優先席」や「妊婦配慮席」に座る習慣がありません。特に、一般席と同じ列にあるピンクの「妊婦配慮席」には注意が必要で、知らずに座ってしまうと白い目で見られたり、現地の方に怒られてしまうなんてことも。