韓国はタクシー料金が安いため、旅行中に気軽に利用できる移動手段のひとつです。しかし、日本と異なる点も多く、初めて利用する際は戸惑うこともあるでしょう。今回は韓国でタクシーに乗る前に知っておくべき情報や、よくあるトラブルなどをわかりやすく解説します。
利用頻度の高いタクシーをピックアップしてご紹介!



タクシーの種類と地域によって料金が異なります。深夜割増は24:00〜4:00の間、20%〜40%の追加料金がかかります。






もしタクシートラブルが発生した場合、争わず人通りの多い場所で降車しましょう。「車のナンバー」「時刻」「領収書」など何かしらの情報になりそうなものは全て取っておくと後々役に立ちます!




オレンジ・シルバー・ホワイト色は一般タクシーで、日本語は基本的に通じず、サービスは運転手によって差があります。高級感漂う黒色のタクシーは、日本語が通じることが多く、サービスの良さが特徴。一般タクシーより少し高いため、「ぼったくられた!」と勘違いしないようにしましょう。
韓国のタクシーは、「手動で開け閉めするドア」です。ドアが開くまで待っていたり、降車時ドアを閉めずに行ってしまわないよう注意しましょう。また、降車時は後ろからオートバイがすり抜けることがあるので、後方を確認してから降りましょう。
大きなスーツケースや手荷物はトランクに入れられるので、運転手に一声かけましょう。ただし、出し入れは基本的に自分で行います。降車時も忘れずに、運転手に声をかけてトランクを開けてもらいましょう。
韓国で主流のタクシー配車アプリ「カカオタクシー」は、便利なだけでなく『乗車拒否』や『ぼったくり防止』にも効果的です。特に安全性を重視しており、車両の位置情報や乗車状況がリアルタイムで管理されています。支払いは現金やカードなど複数の方法から選べて、移動距離に応じた料金が自動計算されるため、不正請求の心配もありません。
ソウルでは、金曜日や土曜日などの深夜・早朝は、タクシーが本当につかまりません。道でつかまえるのは最初から諦めて、「カカオタクシー」などのタクシー配車アプリ使うのが得策です。また、この時間帯は通常料金より20〜40%の割増料金となります。
タクシーで忘れ物をした場合、利用したタクシー会社が分かれば、直接問い合わせましょう。会社が不明、または韓国語に不安がある場合は、ソウル市が運営する外国人電話サービス「タサンコールセンター」や、韓国観光公社が運営する「観光案内電話1330」に問い合わせると、日本語での相談が可能です。領収書は必ずもらうようにし、「利用日・時間・乗車場所・降車場所」なども正確に伝えましょう。
領収書には「車のナンバー」などの重要な情報が記載されているため、トラブル時にかなり役立ちます。例えば、忘れ物を特定する際や、ぼったくり被害に遭った場合、領収書の情報をもとに会社に連絡すると返金を受けられることがあります。とにかく貰って損はないので、必ず領収書を貰うようにしてください。
ソウル市内は朝8〜9時頃と夕方17〜20時頃に渋滞が激しいため、この時間帯は「地下鉄」を利用する方が早くて安いのでおすすめです。