観光2026 W杯は韓国で観るのが正解!光化門の大歓声&チメク・居酒屋・BTSハーフタイムショーまで完全ガイド
「試合は地球の反対側で開催される — けれど、いちばん熱いのはたぶん韓国の街だ。」2026 FIFA ワールドカップが6月11日から7月19日まで北中米3か国で繰り広げられるこの夏、韓国はただ観戦モードに入るのではなく、街そのものが巨大な応援会場へと姿を変えます。
本記事では、韓国代表の試合日程と、旅行者にも在住者にも「韓国式の応援文化」をいちばん楽しめる街・店を紹介。さらにK-POPファン必見の決勝戦BTSハーフタイムショー情報まで、現地で味わうためのコツをまとめます。
韓国代表 ‒ A組での試合日程をチェック

韓国代表は今大会のA組に組み入れられました。同組には開催国メキシコ、南アフリカ、そして欧州プレーオフ勝者(チェコ・アイルランド・デンマーク・北マケドニアのいずれか1か国)が並びます。
第1戦は6月11日(木)、欧州プレーオフ勝者との対戦で会場はメキシコ・グアダラハラのエスタディオ・アクロン。第2戦は6月18日(木)、開催国メキシコと同じグアダラハラのエスタディオ・アクロンで対戦します。第3戦は6月24日(水)頃、南アフリカと激突予定で、会場は現時点で未定です。
メキシコ中部時間で夜21〜22時に行われる試合は、韓国時間では翌日の午前10時〜12時の間に当たります。つまり、カタール W杯の「深夜応援」とは違い、今回はずばり「ランチ応援」。会社のお昼休み、学校の休み時間、カフェでのひと食事 — みんなが同じ画面を覗き込む、いつもと違う光景が広がるはずです。
光化門の街頭応援 ‒ 人生で一度は見たい風景

韓国の応援文化を一語で表すなら「赤い悪魔(レッド・デビルズ)」。2002年の日韓 W杯で光化門と市庁前広場を埋め尽くした赤い波は、海外メディアでも取り上げられた韓国ならではの集団応援文化です。
2022年のカタール大会の際にも、光化門広場には3万人を超える市民が集まりました。韓服を着て太鼓を打つ応援団、「大〜韓民国!」のリズミカルな5拍手、ゴールの瞬間に知らない人と抱き合って跳ねる光景 — テレビ越しでは絶対に伝わらないエネルギーがそこにあります。
2026年大会も、韓国代表戦に合わせて光化門広場で公式の街頭応援が行われる可能性が高いです。アクセスは地下鉄5号線の光化門駅、または1・2号線の市庁駅から。赤いTシャツ(現地でも購入可能)、帽子、小さなうちわを準備すると気分が一気に上がります。広域の交通規制が敷かれるため公共交通機関の利用は必須、終了後の終電時間も事前にチェックしておくのがおすすめです。6月の昼間応援なので、ミネラルウォーター・日焼け止め・日傘など真夏装備も忘れずに。
光化門は人が多すぎて不安、という方には、水原W杯競技場や漢江公園の一部エリア、そして全国の映画館で開催される「シアター応援」も良い代替案です。冷房完備、座席保証、大スクリーンと音響の迫力という三拍子で、お子さん連れの家族にもとくに人気があります。
韓国式観戦の王道 ‒ チメクとホプ(ビアホール)で楽しむ夜

「光化門は混みすぎ、でもホテルの部屋で一人観戦はちょっと寂しい」という方への正解は「チメク(チキン+ビール)」。韓国でサッカーを観る夜(あるいは昼)の絶対的な定番です。
おすすめエリアは三つあります。まず鍾路・乙支路の老舗ホプ通り。古い大衆酒場や電気焼きの鶏まる焼き店が集まる路地で、年配の常連客から外国人観光客までが混じって同じ画面を眺める光景は、もっとも「韓国らしい」ひととき。次に弘大は若いエネルギーが満ちていて、大きなスクリーンを設置したパブが多く、ゴールが入ると店全体が爆発する熱量を体感できます。建大・新村は大学生の応援本拠地で、コスパの良いホプが密集しており、1万ウォン台でしっかり楽しめるエリアです。
お店に入る際にひとつだけ覚えておきたいこと — ゴールが入った瞬間に隣のテーブルとハイタッチをしても、まったく失礼ではありません。むしろ、しないほうがちょっと浮きます。
静かに、でも濃く ‒ 梨泰院のスポーツパブと居酒屋という選択

街頭応援の熱気より、もう少し落ち着いた W杯モードを楽しみたい方には、次の二つの選択肢が向いています。
ひとつめは梨泰院・解放村のスポーツパブ。韓国でもっとも国際色の濃いこのエリアには、イギリス風パブ、アメリカ風スポーツバー、中南米やアフリカ料理の店が集まっています。韓国対メキシコ戦の夜、メキシコ料理店で両国のサポーターが入り混じって観戦する光景はまさに「これが W杯だ」と思える瞬間。英語が通じる店も多く、外国人旅行者にいちばん優しい選択肢でもあります。
もうひとつ意外な穴場が、街角の居酒屋。韓国には日本式の小さな居酒屋スタイルを取り入れた店が街ごとに必ず一軒はあり、控えめな照明に小さなテレビが掛かっているお店が多いため、少人数で静かに、でも濃密に試合を観るのに向いています。日本酒を一杯、焼き鳥を一皿、そして韓国がゴールを決めたとき隣の席の客と小さく杯を合わせる ‒ 光化門とはまったく違う質感の応援がそこにあります。
ちなみに日本代表もF組でオランダと同組で出場します(6月14日 vs オランダ、ダラスのAT&T スタジアム)。日本の試合がある夜に韓国の居酒屋に足を運べば、日本人客と韓国人客が同じ店で別々のチームを応援する珍光景に出会えるかもしれません。日韓ともに本大会進出している今大会だからこそ、両国の日程をあわせて追う楽しみ方も「あり」です。
7月19日 ‒ 決勝戦のハーフタイムを彩るBTS、その夜の韓国

大会のフィナーレ、7月19日にニュージャージーのメットライフ・スタジアムで行われる決勝戦は、韓国のファンにとってもうひとつの意味を持ちます。FIFA W杯史上初めて導入される決勝戦のハーフタイムショーで、ヘッドライナーを務めるのが BTS だからです。共同ヘッドライナーにはマドンナとシャキーラ、アーティスト・キュレーションとグローバル・プロデュースはコールドプレイのクリス・マーティンが担います。
今回のハーフタイムショーは単なるパフォーマンスではなく、世界中の子どもたちの教育支援とサッカーへのアクセス向上を目的とした「FIFA グローバル・シティズン教育基金」のための募金イベントとして実施されます。
韓国時間では7月20日の早朝に中継される予定なので、この夜だけは再び「深夜観戦モード」に戻る覚悟が必要そうです。すでにK-POPライブビューイングを運営しているソウル市内の一部映画館やカフェは、この日に限って紫色のペンライトで埋め尽くされることが、ほぼ確実でしょう。
観戦前に知っておきたいポイント

街頭応援に参加する場合は、開始の1〜2時間前には現地に到着し、迷子防止のため待ち合わせ場所をはっきり決めておくのが安心です。6月のソウルは日中30度近くまで上がる日もあるため、水分補給と日焼け対策はしっかり準備を。
飲食店で観戦する場合、人気の韓国代表戦は予約必須の店舗が増えます。とくに光化門周辺、弘大、梨泰院の人気店は前日までに連絡しておくとスムーズです。チメクのデリバリーを部屋で楽しみたい方は、配達アプリの利用にKakao Talkや現地電話番号の認証が必要なケースがある点も、出発前に確認しておくと当日慌てずに済みます。





