
韓国地下鉄の乗り方完全ガイド|T-money・乗り換え・改札の使い方【2026年最新】

韓国地下鉄の乗り方、最初に結論
初めての韓国旅行なら、地下鉄に乗るたびに切符を買うより、T-moneyカードを1枚用意するのがいちばん簡単です。駅やコンビニでチャージして、乗るときと降りるときに改札へタッチするだけ。路線の色・番号・次の駅を確認すれば、韓国語が読めなくても主要エリアを移動できます。
- おすすめ:2泊3日以上、または地下鉄・バスを1日に何度か使う人はT-money
- 基本運賃:ソウル地下鉄の一般大人は交通カード1,550ウォン、1回用カード1,650ウォン(2025年6月28日改定後の公式運賃)
- 所要時間:ソウル中心部の観光エリア間は20〜40分前後が目安。大きな駅では乗り換えや出口までさらに10分ほど余裕をみる
- 注意点:改札を出る前に出口番号を確認し、バスへ乗り換えるときも必ず降車タッチをする
ここからは、駅に着いてから目的地へ出るまでを、実際に動く順番で説明します。
乗る前に準備するものは3つ

1. T-moneyカード
T-moneyは、日本のSuicaやPASMOに近いチャージ式の交通カードです。地下鉄だけでなく、市内バスや一部のタクシー、T-money加盟店でも使えます。一般的なカード本体は3,000〜5,000ウォンで、GS25、CU、セブンイレブンなどのコンビニや地下鉄駅の案内所で購入できます。
コンビニでは「ティモニ カドゥ ジュセヨ(T-moneyカードをください)」で通じます。カード代と乗車に使う残高は別なので、買っただけでは乗れません。購入時に「2万ウォン、チャージしてください」と一緒に頼むとスムーズです。
2. 少額の韓国ウォン
2026年5月公開の韓国観光公社の訪韓客向け交通案内では、通常のT-moneyの購入・チャージは海外発行カード非対応、現金利用と案内されています。新型券売機で海外カードが使える場所も増えていますが、機械や駅によって条件が違うため、T-money用に1万〜3万ウォン程度の現金を持っておくと安心です。
3. 乗り換え検索アプリ
おすすめはNAVER Map、Kakao Map、Subway Koreaです。出発駅と到着駅を検索したら、次の4点をスクリーンショットしておくと迷いにくくなります。
- 乗る路線の番号と色
- ○○方面、または次に停まる駅
- 乗り換える駅
- 目的地に近い出口番号
韓国地下鉄の乗り方|駅に着いてからの7ステップ

STEP 1:駅名より先に「路線番号」を見る
ソウルの地下鉄駅には、駅名と一緒に路線番号・路線カラー・駅番号が表示されています。たとえば明洞駅は4号線、弘大入口駅は2号線・空港鉄道・京義中央線が通ります。同じ駅に複数路線がある場合は、まず乗りたい路線の色と番号を探してください。
STEP 2:T-moneyの残高を確認・チャージする
駅の「交通カードチャージ機」では日本語表示を選べます。カードを置き、チャージ金額を選び、紙幣を入れれば完了です。ソウル市内を2泊3日で観光するなら、最初は2万〜3万ウォンほど入れ、残高を見ながら追加する方法が無難です。
チャージしすぎると帰国前の払い戻しが手間になるので、最終日はコンビニの買い物などで残高を使い切るつもりで調整すると楽です。
STEP 3:「どちら方面か」を次の駅で確認する
いちばん間違えやすいのが、同じ路線の反対方向に乗ることです。「内回り・外回り」や終点名だけでは分かりにくい場合があるので、ホーム案内にある次の駅と、アプリに表示された次の駅が一致するか確認してください。
たとえば「2号線に乗る」だけでは不十分です。次に停まる駅まで確認してから改札・ホームへ進むと、反対方向のミスをかなり減らせます。
STEP 4:改札でカードを1枚ずつタッチする
改札の読み取り部分にT-moneyをしっかりタッチします。画面に残高や運賃が表示され、ゲートが開いたら通過します。カードケースにクレジットカードや日本の交通系ICカードを重ねていると読み取りエラーになることがあるため、T-moneyだけを取り出してタッチするのがおすすめです。
1枚のカードを2人で共用することはできません。大人も子どもも、原則として1人1枚用意します。
STEP 5:ホームでは駅番号と次の駅をもう一度確認
ホームに着いたら、壁やホームドアの路線図を見ます。現在地から矢印の先に目的駅があるか、次の駅がアプリと一致しているかを確認しましょう。車内モニターや放送では韓国語・英語が表示され、主要路線では日本語や中国語の案内もあります。
STEP 6:乗り換えは改札を出ず、色付きの案内に従う
地下鉄同士の乗り換えは、基本的に改札の内側にある「Transfer/환승」の表示に沿って移動します。乗り換え路線の番号と色を追えば大丈夫です。途中で出口改札を通ってしまうと、別の乗車として扱われることがあります。
ソウル駅、弘大入口、高速ターミナル、鍾路3街などは乗り換え通路が長めです。アプリの検索時間ぴったりではなく、5〜10分の余裕を加えて予定を立てると焦りません。新盆唐線など一部路線は、乗り換え区間によって追加運賃が発生します。
STEP 7:降りるときもタッチし、出口番号を探す
目的駅に着いたら、改札を出るときにもT-moneyをタッチします。地上へ向かう前に、目的地に近い出口番号を確認してください。同じ駅でも出口が違うと、大通りの反対側に出たり、10分以上遠回りしたりします。
エレベーターは通常の出口と離れていることがあります。スーツケースがある日は、最短出口よりエレベーターのある出口をアプリや駅構内図で探すほうが快適です。
料金はいくら?T-moneyと1回用カードの違い
ソウル市の公式案内によると、一般大人の基本運賃は交通カードで1,550ウォン、現金で購入する1回用カードは1,650ウォンです。基本距離は10kmで、超過後は距離に応じて追加運賃がかかります。午前6時30分より前の最初の乗車は、交通カード利用時に早朝割引が適用されます。
| 選択肢 | 向いている人 | 費用・特徴 |
|---|---|---|
| T-money | 地下鉄・バスを複数回使う人 | カード本体3,000〜5,000ウォン+チャージ。大人基本運賃1,550ウォン。乗り換え割引あり |
| 1回用交通カード | 地下鉄に1回だけ乗る人 | 大人基本運賃1,650ウォン+保証金500ウォン。到着駅の返却機で保証金を受け取る |
| 気候同行カード | ソウル市内を短期間に何度も移動する人 | 物理カード3,000ウォン。短期券は1日5,000、2日8,000、3日10,000、5日15,000、7日20,000ウォン |
1回用カードは券売機で行き先を選び、運賃に保証金500ウォンを加えて購入します。到着駅で改札を出たあと「Deposit Refund Device/保証金払い戻し機」にカードを入れると、500ウォンが戻ります。
地下鉄からバスへ乗り換える方法

T-moneyを使う大きなメリットが、首都圏の地下鉄とバスの統合運賃です。地下鉄を出るとき、バスに乗るとき、バスを降りるときのすべてでカードをタッチします。
ソウル市の案内では、乗り換えは前の交通手段を降りてから30分以内、21時から翌7時までは60分以内が基準です。最大5回の乗車、つまり4回の乗り換えまで統合運賃が適用されます。ただし合計移動距離が基本距離を超えれば、距離分の追加運賃がかかります。
バスの降車タッチを忘れると、乗り換え割引が適用されなかったり、次回に追加運賃が発生したりすることがあります。降りる直前ではなく、ドア付近へ移動したときにタッチする癖をつけると安心です。
T-money・気候同行カード・WOWPASS、どれがいい?
初めての韓国旅行ならT-money
ソウル以外へ行く可能性がある、空港鉄道やバスも使う、移動回数がまだ分からない人にはT-moneyが扱いやすいです。全国の公共交通で使いやすく、残高式なので予定変更にも対応できます。
ソウル市内を1日4回以上移動するなら気候同行カードも比較
気候同行カードは定額で対象エリアの地下鉄・ソウル市バスを利用できます。短期券は1〜7日から選べます。ただし新盆唐線、対象外の京畿道区間、空港・市外バスなどは利用対象外です。仁川空港やソウル郊外へ行く日は、T-moneyのほうが分かりやすいことがあります。
買い物・両替も1枚にまとめたいならWOWPASS
WOWPASSには買い物用残高と交通用T-money残高があり、同じカードでも残高は別管理です。WOWPASSへ日本円をチャージしても、地下鉄に乗るための交通残高へ自動では移りません。駅やコンビニで交通残高を別にチャージする必要があります。
初めての人が困りやすい場面と対処法
改札で赤い表示が出た
残高不足、タッチの重複、カードの読み取りエラーが考えられます。何度も無理に通らず、近くの有人窓口でカードを見せてください。「カード エラー(카드 에러)」だけでも状況は伝わります。
反対方向のホームに入った
駅によっては改札内で反対側へ移動できますが、一度改札を出なければならない構造もあります。自己判断で出場せず、駅員に目的駅を見せて反対ホームへの行き方を確認するのが確実です。
残高不足で出口から出られない
改札付近の精算機・チャージ機で不足額をチャージします。機械が見つからなければ有人窓口で「チャネギ プジョケヨ(残高が足りません)」と伝え、カードを見せれば案内してもらえます。
終電が心配
終電時刻は曜日・駅・行き先によって異なり、同じ路線でも途中駅止まりがあります。夜遅くは当日のNAVER MapやKakao Map、ソウル交通公社の案内で確認し、表示された時間より余裕を持って駅へ向かってください。
大きな荷物で階段しか見つからない
「Elevator/엘리베이터」の案内を探します。見つからない場合は、駅構内図または駅員へ確認してください。朝夕の通勤時間帯は混雑するため、スーツケースが大きい日は7時30分〜9時、17時30分〜19時30分ごろを避けると移動しやすくなります。
韓国地下鉄のよくある質問
Q. T-moneyは1枚を家族で使えますか?改札を通る地下鉄では1人1枚必要です。人数分を用意してください。
Q. 日本のクレジットカードを改札へ直接タッチできますか?一般的なソウル地下鉄の改札では、海外発行のタッチ決済カードをT-money代わりには使えません。T-moneyなどの交通カード、または1回用カードを利用します。
Q. T-moneyはスマホに入れられますか?韓国向け端末・アプリ・本人確認などの条件があるため、短期旅行者は物理カードが確実です。iPhone利用者も、まずはカード型を選ぶと迷いません。
Q. 子ども料金は自動で適用されますか?一般カードをそのまま使うと大人運賃になることがあります。子ども・青少年割引を受けるには、購入時にコンビニなどで生年月日登録が必要です。パスポートを用意して相談してください。
Q. 地下鉄だけならT-moneyは必要ありませんか?1回用カードでも乗れます。ただし毎回の購入と保証金返却が必要です。旅行中に2回以上乗るなら、T-moneyのほうが手間が少なく、運賃も1回用カードより安くなります。
Q. 困ったとき、日本語で相談できますか?韓国観光公社の観光通訳案内電話1330は日本語に対応しています。駅の非常電話やソウル交通公社カスタマーセンター(+82-1577-1234)も利用できます。
出発前に保存したいチェックリスト
- T-moneyを1人1枚用意した
- チャージ用の韓国ウォン現金がある
- NAVER MapまたはKakao Mapを入れた
- 路線番号・方面・次の駅を確認した
- 目的地の出口番号を保存した
- 乗るときも降りるときもタッチする
韓国の地下鉄は、最初の1回だけ手順を覚えれば、その後は日本の電車とほぼ同じ感覚で使えます。駅名だけでなく路線番号・次の駅・出口番号の3つを見ることが、迷わないいちばんのコツです。
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