韓国の5月5日は、街全体が「子ども中心」になる日

日本にも5月5日の「こどもの日」がありますが、韓国の「어린이날(オリニナル)」は少し違った雰囲気があります。
鯉のぼりや柏餅のような伝統行事を楽しむ日というより、家族で外へ出かけ、子どもに一日をまるごとプレゼントするような祝日です。
韓国では5月を「家庭の月」と呼ぶことが多く、5月5日のこどもの日をはじめ、5月8日の父母の日、5月15日の先生の日へと続きます。なかでもこどもの日は公休日なので、公園や博物館、宮殿、広場、ショッピングモールなど、街のあちこちで家族向けイベントが開かれます。
2026年も、ソウル各地でこどもの日らしいイベントが多く用意されています。
国立中央博物館では、カカオフレンズと連携したフォトスポットや体験プログラム、バブルマジックショー、K-POPダンス公演などが楽しめます。光化門、漢江、DDP、子ども大公園などでも、無料で参加しやすいイベントが多く紹介されています。
予約なしで立ち寄れる場所が注目されるのも、韓国らしいポイントです。
家族の過ごし方もとても現代的です。朝から子どもを連れて公園や博物館へ行き、昼は外食、帰りにおもちゃや本、キャラクターグッズを買う。そんな流れが定番になっています。
一方で、親にとっては少し大変な日でもあります。人気スポットは朝から混雑しやすく、駐車場も早い時間にいっぱいになることがあります。それでも「今日は子どもの日だから」と、家族で外へ向かう空気が街全体に広がります。
日本人旅行者にとって面白いのは、同じ5月5日でも、韓国ではより都市型でイベント色が強いことです。伝統行事というより、子どもを主役にした一日限定のフェスティバルに近い感覚があります。
ソウルを歩いていると、風船を持った子ども、ベビーカーを押す家族、広場のステージ、キャラクターのフォトゾーンなどが自然に目に入ります。
韓国のこどもの日は、静かに願う日というより、街全体で「今日は子どものための日」と表現する祝日です。
5月初旬に韓国を旅するなら、少し混雑はありますが、この季節ならではの韓国の家族文化を感じられる一日になるはずです。
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