韓国でのPayPay決済、1回あたり3.85%の手数料が必要
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韓国から始まる「海外支払いモード」
PayPayは9月下旬から新しく「海外支払いモード」を導入し、第一弾として韓国で利用できるようになります。
韓国に到着すると自動的に「韓国モード」に切り替わり、コンビニや百貨店、飲食店、交通など200万店舗以上で決済が可能に。
Alipay+加盟店で使える仕組みで、残高払いはもちろん、カード払い、送金、チャージなど、日本国内とほぼ同じ機能をそのまま利用できるのが特徴です。
ポイントは貯まるが手数料は3.85%
国内と同様にPayPayポイントも貯まりますが、海外決済には1会計あたり3.85%の手数料がかかります。例えば1万円の買い物をすると385円の手数料が発生する計算です。
この水準は楽天カード、三井住友カード、エポスカードなど主要なクレジットカード会社とほぼ同じで、現在の海外手数料はおおむね3.63〜3.85%に設定されています。
さらに、支払い時には日本円とウォンの両方で残高が表示され、為替レートもアプリ上で確認できます。
なぜ韓国からスタート ?
韓国が最初の対象国に選ばれたのは、日本人旅行者が最も多いことに加え、キャッシュレス比率も90%以上と高いためです。
明洞の屋台のようにカードが使えない場所でも使えるので、海外でも普段通りPayPayで支払いができます。ただし、利用できるのは本人確認済みユーザーのみで、オンライン決済には対応していません。
お得に使いたいならWOWPASSがおすすめ
PayPayは使い慣れた安心感や便利さが魅力ですが、コスト面では『両替+WOWPASS』の方がお得になる可能性が高いです。
『両替+WOWPASS』とは、日本から現金を持参し、明洞などレートの良い両替所でウォンに換えてからWOWPASSにチャージする方法です。
会計金額が少ない場合は差は小さいものの、美容施術やショッピングなど高額になるほど、両替+WOWPASSのメリットが大きくなります。