2025年韓国旅行ランキング、 釜山が「また行きたい都市」1位に

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2025年韓国旅行ランキング、 釜山が「また行きたい都市」1位に

2025年の夏、旅行リサーチ機関「コンシューマーインサイト」が行った調査によると、韓国で一番人気の旅行先は『釜山』でした。この調査では、6〜8月に国内旅行をした1万7千人以上の人を対象に満足度を調べたところ、1位の釜山が722点、2位の江原道が715点、3位の済州島が714点という結果に。

釜山は「また行きたい都市」部門でも1位を獲得し、「食べる」「遊ぶ」「見る」といった体験型の観光で特に高い評価を得ています。海のある都市ならではの雰囲気と、グルメ・夜景・ショッピングといった幅広い楽しみ方が、多くの旅行者に支持されています。

一方、 江陵 (カンヌン)や束草 (ソクチョ)、春川 (チュンチョン) などの人気観光地が集まる『江原道 (カンウォンド)』は、自然豊かな地域として根強い人気を持ちながらも、物価上昇や観光地の混雑、清潔度の低下などで評価がやや下がる結果に。『済州島 (チェジュド)』はここ数年順位を落としていましたが、今年は3位に浮上し、再び人気を取り戻しつつあります。

全体的に見ると、今年の韓国の夏は「自然より都市」「観光より体験」を重視する旅行が人気だったそう。猛暑や物価高といった厳しい環境の中でも、実際に「遊んで・食べて・感じる」を求める人が増えており、旅行の楽しみ方が以前とは変わってきています。