再運航したばかりの漢江バス、またまたトラブル発生
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11月1日(土)に運航再開したばかりの漢江バスが、11月15日(土)の夜に再びトラブルを起こしました。
蚕室 (チャムシル) 行きの「102号」が航行中に水上で突然停止し、乗客82人全員が救助艇によって避難する事態に…幸い、けが人などの人的被害はありませんでした。
事故原因については、「川底の土砂が堆積して航路が浅くなっていたことが影響したとみられる」と説明されており、現在も詳しい調査が続けられています。実際、数日前には異物にぶつかって10分ほど停止する事故や、スクリューにロープが絡まるトラブルも発生していました。
与党は、ソウル市が十分な安全対策を講じず、急いで運航を再開したことが今回の事故の原因だと批判しています。現場に適した水難救助隊が不足していること、バスに災害安全通信端末が一台も設置されていないこと、適正な容量の曳航船も用意されていない状態で運行を開始したことなどが問題視されています。
再運航からわずか2週間で再び停止事故が発生したことで、観光や通勤の新たな選択肢として期待されていた“漢江バス”の安全性に、再び不安の声が高まっています。「安全性に重大な問題がある」として、運航の即時中止や事業そのものを再検討するよう求める声も強まっています。
