清渓広場から始まる約5.8kmの都心の水辺散歩道

光化門近くの清渓広場を起点に、水面より低い遊歩道が約5.8km続きます。高層ビルの間を流れる小川沿いを歩くだけで、ソウルの喧騒から少し離れた気分になれます。
청계천 / チョンゲチョン

清渓川は、ソウル都心の光化門から鐘路・東大門へと東西に流れる約5.8kmの都市河川で、水面より一段低い遊歩道を24時間無料で歩ける散策スポットです。高層ビルの谷間にせせらぎと緑が続く風景は、ソウルの「都市再生」を象徴する場所として世界的にも知られています。地下鉄5号線 光化門駅から徒歩すぐの清渓広場を起点に、朝の散歩から夜のライトアップまで、時間帯ごとに違う表情を楽しめます。
清渓川は朝鮮時代からソウルの中心を流れてきた川ですが、戦後の都市化で道路と高架道路に覆われ、長く姿を消していました。2003年から2年余りの工事を経て2005年に復元され、現在は清渓広場から東へ続く水辺の遊歩道、22の橋、歴史を伝える壁画が整備されています。市民の憩いの場であると同時に、光化門・鐘路・東大門という観光エリアをつなぐ「歩く動線」でもあります。
起点の清渓広場には巻き貝をモチーフにした彫刻「スプリング」と清渓滝があり、ここから階段で水辺へ下りていきます。少し歩くと現れる広通橋は朝鮮時代・太宗の時代に架けられた石橋で、復元の際に元の石材が再利用されました。橋の下の石組みや川底の飛び石は、清渓川を代表する撮影スポットです。
広通橋と三一橋の間の壁面には、正祖大王が母親と共に水原・華城へ向かった行列を描いた長さ約192mの陶板画「正祖班次図」が続きます。1,700人を超える人物と馬が描かれた大作で、歩きながら朝鮮王朝の歴史に触れられます。ほかにも市民のメッセージを刻んだ「希望の壁」など、区間ごとに異なるアートが並びます。
光化門広場や景福宮の観光の合い間に、混雑から少し離れて一息つきたい人にぴったりの場所です。入場料も予約も不要で、思い立ったときに気軽に下りられます。朝の静かな時間に散歩したい人、仕事帰りのソウル市民と同じ目線で街を眺めたい人、そして夜景を撮りたい人にもおすすめです。日没後は清渓滝や橋がライトアップされ、オフィス街の明かりと合わせて都心らしい夜景が広がります。鐘路の飲食店街や東大門のショッピングと組み合わせれば、昼から夜まで徒歩だけで一日を組み立てられます。
初めてなら清渓広場から広通橋、水標橋までの約1kmを往復するコースが手軽です。時間があれば東へ進み、鐘路5街・東大門方面まで歩いて広蔵市場や東大門デザインプラザ(DDP)に抜けるルートも人気があります。毎年冬にはソウルランタンフェスティバルの灯りが水辺を彩り、夜の散策コースとして特に賑わいます。
遊歩道は24時間開放・入場無料です。清渓広場へは地下鉄5号線「光化門駅」5番出口から徒歩約2分、1号線「鐘閣駅」5番出口、2号線「乙支路入口駅」4番出口からも徒歩圏内です。大雨の際は増水のため立ち入りが制限され、全区間が禁煙・禁酒区域に指定されています。ランタンフェスティバルなどのイベント日程は年によって変わるため、ソウル市公式の案内で確認してください。

光化門近くの清渓広場を起点に、水面より低い遊歩道が約5.8km続きます。高層ビルの間を流れる小川沿いを歩くだけで、ソウルの喧騒から少し離れた気分になれます。

朝鮮時代に架けられた広通橋をはじめ22の橋が架かり、正祖大王の行列を描いた長さ192mの陶板画「正祖班次図」など歴史的な見どころが点在します。

日没後は滝や橋がライトアップされ、昼とは違う表情になります。毎年冬には清渓川・光化門一帯でソウルランタンフェスティバルが開かれ、灯りの作品が水辺を彩ります。
無料
地下鉄5号線 光化門駅5番出口から清渓広場まで徒歩約2分 1号線 鐘閣駅5番出口・2号線 乙支路入口駅4番出口からも徒歩圏内
서울 종로구 청계천로 일대
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