2月の韓国は一年で最も寒い時期のひとつで、氷点下の日が続くことも多く、日本の真冬以上に寒さを感じます。厚手のダウンやマフラー、手袋など、万全な防寒対策が必須です。
一方で観光のオフシーズンにあたるため、航空券やホテルが比較的安く、コスパよく旅行できるのが魅力です。ただし、2026年は2月に旧正月 (ソルラル) が重なる年のため、交通機関の混雑や店舗の休業が増えるため注意が必要。この記事では、2月の韓国旅行を快適に楽しむための気温・服装のポイントから、おすすめスポットまでわかりやすく解説していきます。
エリア別の気温と服装ガイド
2月の韓国は冬から春への移り変わり目ですが、依然として厳しい寒さが残る季節です。特に「花冷え (꽃샘추위)」と呼ばれる春目前の急な冷え込みが起こりやすく、1月同様しっかりとした防寒対策が必要です。
◼︎ ソウル (韓国北部)
- 気温平均気温 −6℃〜5℃前後。上旬は氷点下の日が多く、下旬にかけて少しずつ和らぎますが、風が強く体感温度は低め。寒波の影響で、最低気温が−10℃以下になる日も多いです。
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服装ロングダウンコート (ペディン) は、ほぼ必須アイテム。一方で、室内はしっかり暖房が効いているため、ペディンの中は重ね着しやすい服装がおすすめです。暑い屋内ではさっと脱いで“寒暖差”にうまく対応できると、冬の韓国旅行がぐっと快適になります◎
◼︎ 釜山・プサン (韓国南部)
- 気温平均気温 0℃〜10℃前後。ソウルより気温は高めですが、海沿い特有の強い風で体感温度は一気に下がります。一方、日差しがあれば春のように感じる日もあります。
- 服装厚手のコートやショート〜ミドル丈のダウンで十分対応可能。ソウルほどの重装備でなくても過ごせますが、海沿いは風が冷たいため、防風性の高いアウターがおすすめ。夜の散策や海辺を歩くなら、手袋やマフラーがあると安心です。
◼︎ 済州・チェジュ (韓国最南端)
- 気温平均気温 3℃〜10℃。韓国の中では比較的温暖ですが、風が強い日は体感温度がグッと下がり、しっかりとした「冬らしさ」を感じます。一方、市街地では雪が少なく、冬でも移動しやすい点は大きな魅力です。
- 服装日本の冬の服装 (ウールコートや軽めのダウン) で対応可能。日中は比較的過ごしやすいですが、風が強いため体温調節ができる服装が理想的。下旬には梅の花が咲き始めるため、少し軽やかな色味の冬服を取り入れるのもおすすめです。
2月の飛行機の値段・予算の目安
2月の航空券価格は、ソルラル期間にかかるかどうかで大きく変わります。連休を避ければ1年でも最安クラスですが、連休中は1月以上に高騰するため注意が必要です。
◼︎ 2月の航空券相場
- 東京 (成田・羽田) 発往復 2.5万〜8.0万円
- 大阪 (関空) 発往復 2.0万〜6.5万円
- 福岡発往復 1.5万〜4.5万円
◼︎ 押さえておきたいポイント
- 上旬・下旬が狙い目2月上旬とソルラル明けの2月20日以降は、LCC (チェジュ航空、ジンエアー、ティーウェイ航空など) のセールが多く、航空券を1.5万〜3万円前後で狙えるお得な時期です。
- ソルラルは航空券・ホテルが高騰2026年2月14日(土)〜18日(水) 前後は、航空券や宿泊料金が大幅に上昇する傾向があります。この時期に旅行を予定している場合は、少なくとも3か月以上前に予約しておくことを強くおすすめします。
- 日本の卒業旅行シーズン2月の最終週からは、日本の春休み・卒業旅行の需要が重なり、じわじわと価格が上昇し始めます。
2月に韓国旅行をおすすめする理由
- ソルラルを外せば料金が落ち着くソルラル前後を避ければ、航空券やホテルは比較的リーズナブルで狙い目です。
- 観光地が1月より空いてくる年始の混雑が収まり、人気スポットもゆったり回りやすい時期です。
- 冬グルメが一番おいしい季節寒さが厳しい分、「ホットク」「プンオパン (韓国式たい焼き) 」「タッカンマリ」など温かい料理が格別。
- 冬セールの終盤で掘り出し物が多い百貨店・免税店・ファッションブランドの割引が続き、ショッピング向きの時期です。
- 雪景色に出会えるチャンス運が良ければ、古宮や街並みが雪化粧し、写真映えする景色に。
- 美容クリニックで施術を受けやすい紫外線が弱く、ダウンタイムを気にせず施術を受けやすい季節。
2月に行くときの注意点
- ソルラル期間は臨時休業が多い2026年のソルラルは2月16日〜18日。個人経営の飲食店やカフェ、市場などを中心に休業する店が増えるため、事前に営業情報を確認しておきましょう。特に、ソルラル当日は休むお店が多いので注意が必要です。
- 交通機関・移動時間に余裕を持ってソルラル前後は帰省ラッシュに加え、海外旅行に出かける韓国人も増えるため、KTXや高速バス、空港は特に混雑します。移動日は想定以上に時間がかかることも多く、スケジュールには十分な余裕を持つことが重要です。
- ホテル価格の一時的な上昇ソルラル期間中は、通常より宿泊料金が高くなる傾向があります。早めに予約するか、可能であれば日程を前後にずらすことで費用を抑えやすくなります。
- 服装は「防寒重視」を優先2月は寒波が来やすく、体感温度は氷点下になる日もあるので、防寒対策は1月以上に万全に。写真映えよりも防寒性を優先し、特に足元の冷え対策や滑りにくい靴選びが、旅の快適さを大きく左右します。あわせて、室内外の激しい寒暖差には「重ね着コーデ」で柔軟に対応するのがポイントです◎
- 乾燥がピーク湿度が低く、肌・唇・喉のトラブルが起きやすい時期です。特にコンタクト使用者は乾燥による不快感を感じやすくなります。寒さと乾燥で肌荒れしやすいため、保湿力の高いスキンケアやリップクリームを用意し、こまめな保湿と水分補給を心がけましょう。
あると便利な冬の韓国旅行の持ち物
- 防寒コート (ロングダウン or 厚手コート)写真映えより防寒が最優先。ロング丈が安心。
- モバイルバッテリー冬の韓国ではスマホが突然使えなくなることも。
- 保湿クリーム・リップ日本以上に乾燥が激しいため必須。
- マスク防寒対策 (顔の冷え防止) としておすすめ。
- 折りたたみ傘突然の雪に備えて。
- 手袋 (スマホ対応)屋外での写真撮影や地図確認が多いため、指先の防寒は必須。
- 目薬 (乾燥・コンタクト用)冷たい風+乾燥で目がかなり疲れやすい。
- スーツケース用圧縮袋冬服はかさばるので、帰りの荷物整理が楽になる。
- 防水スプレー (事前に靴へ)雪やシャーベット状の道で靴が濡れるのを防げる。
- 絆創膏・靴ずれ用パッド厚手の靴やブーツでたくさん歩くと、意外と靴ずれしやすい。
- フード付きアウター 風が強い日はフードが一番暖かい。
- 冬用パジャマ基本的に室内は暖かいものの、暖房が弱いホテルもあるので長袖だと安心◎
2月のおすすめ観光スポット
◼︎ ソウル2月は冬の寒さが最後にひと踏ん張りする時期ですが、下旬にはふとした瞬間に春の匂いを感じることも。寒暖差が激しいため、外歩きと暖かい屋内を交互に組み合わせるのがコツです。
- 景福宮 (キョンボックン) 寒波後は、雪をまとった古宮が見られることも。観光客が比較的少なく、静かに韓国らしい冬の風景を楽しめます。
- 国立中央博物館完全屋内で暖かく、韓国の歴史と文化をじっくり学べる定番スポット。寒い日の観光におすすめです。
- 益善洞 韓屋カフェ通り韓屋×冬の組み合わせが最高。昔ながらの韓屋をリノベーションしたカフェや雑貨店が集まるエリアです。
◼︎ 釜山・プサン (韓国南部)冬の澄み渡った空気のおかげで、2月は一年で最も海の青さが際立つ季節。冬の景色を楽しみながら、無理なく暖を取れるスポットを組み合わせて巡るのがおすすめです。
- 新世界スパランド釜山市民だけでなく、海外の観光客も多く訪れる大型チムジルバン。
- 国際市場・富平カントン市場屋台グルメで食べ歩き。温かいおでんやホットクが体に染みる季節です。
- 影島 (ヨンド) カフェ通り造船所や民家を改装したカフェが並ぶ「カフェの聖地」。2月は混雑が和らぐため、混雑が少なく楽しめる穴場の時期です。
◼︎ 済州・チェジュ (韓国最南端)風はまだ冷たいものの、日差しには少しずつ春の温もりが感じられる季節。山間部には真っ白な雪景色が残る一方、南部の海岸沿いでは黄色い菜の花や淡いピンクの梅が咲き始め、冬と春を同時に楽しむことができます。
- カメリアヒル2月も椿 (カメリア) のベストシーズン。冬の済州らしい雪と真っ赤な花のコントラストが楽しめます。
- オルレ市場済州島ならではのグルメが楽しめる、島を代表する在来市場のひとつ。屋内エリアが中心のため、寒い日でも快適に散策できます。
- 休愛里自然生活公園2月下旬から「梅祭り」が開催され、韓国で最も早い開花として知られています。済州の伝統的な黒豚ショーも見どころのひとつ。






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