ソウル駅-仁川空港の移動時間が16分も早くなる !

新型車両の投入
2025年9月15日から空港鉄道に、新しい電車 (6両1編成) が投入されます。
まずは通勤時間帯に「仁川空港第2ターミナル~ソウル駅」間を1往復 (1日4回) 運行予定。年末までには計9編成 (54両) が順次導入され、運行本数が増えていきます。
これにより、ソウル~黔岩区間の運行間隔が約6分→4分台へ短縮。通勤ラッシュの混雑緩和にもつながります。
また、新型車両は最高時速150km対応で設計されており、2031年に高速化事業が完了すると、ソウル駅~仁川空港第2ターミナル間の所要時間が65分→49分 (16分) へ大幅に短縮される予定です。
出退勤時間の混雑改善
これまでの空港鉄道は、出退勤時間帯の利用客が全体の約33%を占め、通勤ラッシュ時に混雑率190%以上という深刻な状況でした。
特に、朝夕の時間帯には乗客同士が身動きできないほど密着し「ぎゅうぎゅう詰め」に耐えなければならない状況が日常的に発生。
しかし、今回の新型車両の順次投入により人と人との距離にわずかながら余裕が生まれ、立っていても腕を動かしたり荷物を少し持ち替えたりできるくらい快適になる見込みです。
車内の快適性アップ
新型車両は座り心地や快適性だけでなく、安全性や利便性の面でも大幅にレベルアップしており、大きな手荷物を持っていても安心して快適に利用できる設計となっています。
- 座席幅を44mm拡大
- 大型荷物置き場の設置
- 空気清浄機・紫外線除菌装置を搭載
- LED出入口案内や客室CCTVを導入
- ドアは静音性の高い「プラグインドア」を採用
- AIによる状態監視システムで安全性を強化
まとめ
- 所要時間が大幅短縮
新型車両は最高時速150kmで設計。
2031年に高速化事業が完了すると、ソウル駅~仁川空港第2ターミナル間の所要時間は65分→49分と、16分も短縮される予定です。
- 運行本数アップで混雑緩和
年末までに合計9編成 (54両) が順次導入。
これにより運行間隔が6分→4分に短縮され、通勤ラッシュ時の混雑率は190%→約142%に改善される予定です。
- 通勤も旅行もさらに便利に
車両の増加で座りやすさや車内の余裕も向上。
通勤ラッシュのストレス軽減はもちろん、旅行の移動もグッと快適になり、ストレスの少ない移動が実現します。
