ソウル地下鉄の券売機が16年ぶりにリニューアル !

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ソウル地下鉄の券売機が16年ぶりにリニューアル !

2009年以来の大規模アップグレード

ソウル地下鉄の券売機 (KIOSK) が、実に16年ぶりに全面リニューアルされました。

新しい券売機は画面が大きく、機能も大幅にアップ ! 旅行者にとっても便利なポイントがたくさんあります。

新しい券売機でできること

  • T-moneyカードの購入
    価格:4,000ウォン
  • 気候同行カードの購入
    価格:3,000ウォン
  • 交通カードへのチャージ 
    iPhoneに登録したT-moneyへのチャージも◎

👉 これまで別々に行っていた「購入」と「チャージ」が1台で完結するようになりました。

チャージ方法に注意

  • 基本的には『現金』のみ
  • クレジットカードは『韓国発行カード』のみ可
    ※ 海外発行クレジットカードは利用不可
  • スマホ決済 (Kakao Pay、NAVER Pay、Toss) にも対応予定

観光客には少し不便ですが、ソウル市は今後「海外発行カード」や「スマホ決済」の対応も検討中とのこと。

将来的にはキャッシュレスでさらに便利になる可能性が高いです。

試験運用について

2025年9月現在、新型券売機は市庁駅 (1号線) 、蚕室総合運動場駅 (2号線) 、景福宮駅・高速バスターミナル駅 (3号線) 、ソウル駅 (4号線) 、梨泰院駅 (6号線) など、主要な25駅で試験的に導入されています。

年末までには1〜8号線の全273駅に、合計440台の新型券売機が順次設置される予定です。 

 気候同行カードの価格

「気候同行カード」は、最初に一定額をチャージするだけでソウル市内の地下鉄やバスを自由に利用できる乗り放題カードです。

  • 1日券 : 5,000ウォン
  • 2日券 : 8,000ウォン
  • 3日券 : 10,000ウォン
  • 5日券 : 15,000ウォン

👉 地下鉄に6回以上乗れば、カード代を含めても元がとれるお得な仕組み
👉 残高を気にせず、ストレスなく移動できるのも魅力。

まとめ

新しくなったソウル地下鉄の券売機は、交通カードの購入からチャージまで一台で完結できる利便性が大きな魅力です。

ただし、支払いに関してはクレジットカードが利用可能になったものの、現状では韓国国内で発行されたカードしか対応していないという課題も残されています。

今後、「海外発行カード」や「スマホ決済」にも対応すれば、旅行者も地元の人もより便利に利用できる日が来るかもしれません。実現に期待が高まります !