青い瓦の本館と北岳山を一枚に収める

約15万枚の青瓦を載せた本館の背後に北岳山がそびえる景観は、青瓦台を象徴する構図です。正面の芝生広場から撮ると建物全体と山並みがきれいに収まります。
청와대 / チョンワデ

青瓦台は、景福宮の北側・北岳山のふもとにある旧韓国大統領府で、2022年5月の全面開放以降、誰でも無料で敷地と建物の内部を見学できるソウルの新しい歴史スポットです。青い瓦の本館、国賓を迎えた迎賓館、大統領官邸、韓国式庭園が約25万㎡の敷地に広がり、韓国現代史の舞台をそのまま歩けます。景福宮や北村韓屋村と並ぶ鐘路エリアの定番コースとして、初めてのソウル旅行にも組み込みやすい場所です。
朝鮮時代には景福宮の後苑にあたり、1948年の建国以降は歴代大統領が執務と生活を行う大統領府として74年間使われてきました。長く一般の立ち入りが制限されていた場所が、大統領室の龍山移転にあわせて市民に開放され、現在は歴史公園のように自由に歩ける観光地になっています。ニュースやドラマで見た「あの青い屋根」を間近に見られることが、いちばんの魅力です。
約15万枚の青瓦を載せた本館は、韓国の伝統木造建築の様式を現代の技術で再現した建物です。内部では大統領執務室や接見室、歴代大統領の肖像画を見学できます。18本の石柱が支える迎賓館は、国賓を招いた晩さん会や大規模会議の会場で、豪華なシャンデリアの大ホールが残されています。
樹齢170年を超える盤松が立つ緑地園は、四季の花と芝生が広がる青瓦台の中心的な庭園です。伝統韓屋の常春斎、渓流のそばに建つ枕流閣、そして大統領一家の生活空間だった官邸を回ると、韓国の伝統建築と現代の権力の空間が同じ敷地に共存していることがよく分かります。
韓国の現代史や政治に興味がある人、韓国ドラマの舞台になった場所を実際に歩きたい人には特におすすめです。景福宮の観覧を終えて「もう少し歩きたい」と感じたときに、神武門(北門)から徒歩約5分で行ける手軽さも魅力です。入場無料で広い芝生と庭園があるので、都心の喧騒から離れて静かに過ごしたい人、写真をゆっくり撮りたい人にも向いています。一方で敷地が広く階段や坂道もあるため、歩きやすい靴で1時間30分〜2時間ほど確保しておくと余裕を持って回れます。
午前中に景福宮を見学し、神武門から青瓦台へ移動して本館・迎賓館・庭園を回り、午後は三清洞や北村韓屋村のカフェ街へ下るコースが定番です。晴れた日は本館の背後に北岳山の稜線がくっきりと見え、正面の芝生広場からの一枚が記念写真の定位置になっています。
観覧時間は3〜11月が9時〜18時(入場17時まで)、12〜2月が9時〜17時30分(入場16時30分まで)で、毎週火曜日が休館日です(火曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)。観覧は無料の事前予約制で、青瓦台公式サイトから予約できます。外国人旅行者はパスポートを持参すれば当日現地での申し込みも可能です(受付17時まで)。地下鉄3号線「景福宮駅」4番出口から徒歩約15分、または景福宮の神武門から徒歩約5分です。運営日程は変更されることがあるため、訪問前に公式サイトを確認してください。

約15万枚の青瓦を載せた本館の背後に北岳山がそびえる景観は、青瓦台を象徴する構図です。正面の芝生広場から撮ると建物全体と山並みがきれいに収まります。

2022年の全面開放以降、本館の執務室や迎賓館、大統領官邸の内部まで見学できます。歴代大統領の肖像画や接見室など、韓国の現代政治史を身近に感じられる展示です。

樹齢170年を超える盤松がある緑地園、伝統韓屋の常春斎、渓流沿いの枕流閣など、庭園の見どころも豊富です。景福宮・北村と組み合わせて歩けます。
12〜2月は09:00〜17:30 入場は閉館1時間前まで 火曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
無料(事前予約制。外国人はパスポート提示で当日現地申込も可)
地下鉄3号線 景福宮駅4番出口から徒歩約15分 3号線 安国駅1番出口・5号線 光化門駅からバスで「青瓦台」下車
서울 종로구 청와대로 1
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